(1)J-REITと投資信託
J-REITは不動産を運用対象とする投資信託。もっと正確にいえば、証券取引所に上場している投資法人の出資証券である。株式と同じように売買できる。投資法人は、その資産運用を専門の運用会社に外部委託する形を取る。不動産投資法人とJ-REITについて、東洋経済2013年1月12日号を見てみましょう。REITについて特徴をまとめると以下のようになります。
(2)REITと不動産価格値上がりと値下がり
- J-REITは不動産の投資信託
- 証券取引所に上場しており、株式と同じく売買可能
- 資産運用を運用会社に外部委託
(3)REITの実態
実際、投資法人は執行役員や監督役員などによる役員会のみで構成され、社員はいない。外部委託されている資産運用会社がREITの実態といっていい。REITは運用を、資産運用会社が行っており、投信をどのように運用するのかがポイントになるようですね。
(4)REITと税金
投資信託制度に基づくため、一般企業と違って法人税は課税されず、税引き前利益の90%以上を分配金にできる。その配当の高さが注目される。企業が不動産を運用して値上がりや配当による利益に対して法人税を気にする必要がありますが、REITは投資信託のため法人税が必要ない点であると言えると思います。
REITの魅力は配当の割合が高く、上場企業の配当性向と比較して考えると、かなり高いことが分かりますね。REIT銘柄と種類に続く。 スポンサードリンク